ふくしま有機ネットから、『福島の奇跡』と年末の支援の訴え

東日本大震災・原発事故から2年目の収穫を終え、師走を迎えました。
福島県の玄米の全量全袋検査がほぼ終了し(約900万袋)、99・8%が25㏃/㎏以下という結果でした。耕して作付した
野菜についても同様に不検出という結果です。中島紀一茨城大学名誉教授は『福島の奇跡』として「土の力」とそれを
引き出した「農人たちによる農耕の結果」に感謝と敬意を表したい(現代農業12月号)と感動を伝えています。
しかしながら首都圏の店頭には福島県産米は並んでおらず、一種の選別と差別的状況が続いています。
これまで長年にわたり産直提携にとりくんできた有機米生産者からは「これまでの5割にも回復していない」と
年の瀬に向けて悲痛な声を上げています。豊作の今年のリンゴ農家からは「さくらんぼと同様に2割から3割しか
回復していない」と山積みのリンゴを前に話します。原木しいたけ農家はほぼ廃業。二本松市の大規模肥育農家の
廃業など畜産農家は真綿でしめられるように苦しさが増しています。さらに野菜の平均単価は60%です。すでに果樹
(主に梨、柿、梅)栽培減少は200haを超え、水田は1万ha以上に耕作放棄地(放棄ではなく断念する事態)が
拡大しています。このように現場の声は昨年以上に厳しいのです。

福島の農家は苦難のなか農地と農産物への影響と対策を続け、「知ることは生きること」の思いで営農してきました。
自然と人の営みと原発は共存できないことが明らかとなった今、これまでの暮らし方と社会の在り方を問い直して、
消費者市民と生産者が共に行動をしてよりよい社会を実践していくことが求められているのではないでしょうか。

これまでの多くの皆さんの福島への思いに感謝をしつつ、寒い冬を乗り越え、また春には希望の種を蒔くことを誓い、
年末のメッセージと米とりんごの緊急のご支援を訴えます。

毎月お届けのセット野菜。がんばろう福島「ふくしま新ブランド」

新鮮でおいしく、安全な福島県産の野菜・果物・加工品のセットを毎月お届けします。

セットには、福島県有機農業ネットワーク会員及び、がんばろう福島、農業者等の会が心を込めてつくった、
野菜・果物・加工品が10品含まれています。 すべての品物は、放射能自主測定はもちろん、有機JAS認定、
特別栽培、減農薬・減化学肥料、エコファーマー栽培等トータルな安全性を目指しています。
原発事故で苦境にあえぐ福島県農業だからこそ「世界一安全でおいしい野菜」を目指しています。
このセットはその結晶です。
全国の皆様、このセットを購入して、福島県のおいしさを再認識し福島県農業を応援してください

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福島の米や野菜は本当に危険なのか?
土と故郷を愛する農業者を支えなくてよいのか?
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第一次談業の復興によって脱原発社会を実現する。

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福島県有機農業ネットワーク - 最新ニュース

募金と支援のお願い

福島県有機農業ネットワークでは、放射性物質の土壌検査、農産物の測定器を設置し実態を把握して、
その農業技術対策をはかり、循環型農業を取り戻していきたいと考えております。
つきましてはこれらの機器の購入、有機質資材の購入、また、当福島県有機農業ネットワークに関する
募金と支援のお願いをよびかけています。

【募金や支援に関する振込口座】

東邦銀行 二本松支店 普通預金口座
口座番号 1155254
口座名義 福島県有機農業ネットワーク


当NPO法人福島県有機農業ネットワークの活動には、JAPAN SOCIETYより
ご支援をいただいております。ありがとうございます。


当NPO法人福島県有機農業ネットワークの活動には、アメリカのメジャーリーグベースボール選手会より
ご支援をいただいております。ありがとうございます。

福島視察・全国集会の模様

3月24日にUstreamにて配信された「福島視察・全国集会」の模様