Column

2019年11月29日 東京のオフィスを、新鮮野菜の直売所に。 無料で福島の農家とコラボできる「企業内マルシェ」とは?

東京ではあまり見ない野菜の直売所

野菜の直売所って、それだけで何故かワクワクする響きですよね。
普段スーパーに並んでいるものとも違う、見慣れない野菜との出会い、旬のかおり。
農協が運営しているものもあれば、生産者が直接消費者に届けるために直売をしていることろもあります。

とはいえ、東京都内で直売所はあまり見かけません。
ですが、あなたのオフィスの中に直売所があったらどうでしょう?
オフィス×野菜の直売なんて斬新な組み合せですが、福島の里山ガーデンファームではそんな新しい取り組みをしているのです。
場所をお貸しいただけましたら、農産物の陳列から販売まで、無料で全て里山ガーデンファームが行うというこの企画、その名も「企業内マルシェ」。

オフィスをはじめ、タワーマンションのロビーなどでも開催可能です。 福島が仕掛ける企業内マルシェにはどんな魅力があるのか、詳しく解説していきます!!

福島県産野菜や果物の魅力とは?

企業内マルシェで販売する野菜や果物は、通常前日に福島で収穫したもの。
取れたてホヤホヤの農産物は福島から250kmを経て、東京へ向かいます。運送も販売も生産者である農家が直接行うため、通常より新鮮なものをリーズナブルに購入することができます。

福島は北と南の結節点と言われるように、多彩な気候が特徴の地域。
多様で肥沃な土地な元育つ野菜たちは、寒暖差が大きいので体内に糖分を蓄えようとする働きが生まれ、野菜本来の甘みを十分に蓄えています。東京ではなかなか見ない、珍しい野菜も登場するかもしれません!

さらに、さくらんぼ、桃、ぶどう、梨、りんご、ラフランス・・・・日本屈指の果物王国である福島自慢果物たちは、企業内マルシェでも大人気。シャインマスカットは格安販売のため、毎回すぐに売り切れてしまいます。

そして同じく人気がある、野菜や果物を使ったこだわりの加工品たち。
特に九十九里かぼちゃを贅沢に使った「かぼちゃ饅頭」は、浪江出身の石井さんが開発した優しい甘さと黄金色の餡がしっとりと美味しい絶品です。

震災からまもなく9年、消費者と直接繋がる関係へ

福島といえば、東日本大震災により引き起こされた原発事故の印象を強く持たれることも多いでしょう。
震災から約9年が経過し、福島産農産物の安全性の精度は非常に高い状態にあります。原発事故以降、放射能検査はもちろん、JGAP推進など農薬使用に関しても安全性をとことん追求している福島の農家にとって「安全」で「新鮮」で「美味しい」ことは当たり前。はそんな中で今一番大切なのは、福島の農家と東京に住まう人たちが、顔の見える関係で直接繋がれるということなのです。

企業にとっては社員の福利厚生になり、福島の農家を応援しているという社会貢献イメージにもなる。更に賑わう「企業内マルシェ」そのものが、集客のメリットにもなります。いい意味でこの「企業内マルシェ」をうまく活用頂き、福島と東京が win-winの関係を長く築くことが、終わらない復興へと繋がると信じています。

それではここからは実際にマルシェを開催した場所と合わせて、頂いた感想を紹介いたします!

是非お気軽にお問い合わせください

一番多い声は「すごく新鮮な野菜や果物が農家さんから直接買えるので便利だしうれしい!!」というもの。
お昼休みに野菜をみて夕飯のために買って帰られる方、ヘルシーなおやつとしてかぼちゃ饅頭を買っていかれる方、フルーツを試食して、その美味しさに驚かれる方など、 様々な方々が福島の農産物に関わっている姿を見ると、本当に嬉しくなります。

また、この話題で職場が盛り上がったという声も!!
東京の方が福島のことを自然と話題にしていることは、地域と地域の健全な関係に他なりません。

このように様々なご縁を頂き、東京の各地でマルシェを開催させて頂きました。
これから開催予定のものもありますので、是非足を運んで見てください!!

1 国会内(参議院)2019年4月~2020年3月 毎月2週間
2 経済産業省別館1階ホール 2019年10月15日
3 農林水産省地下生協 2019年11月6日・・以後継続
4 (東京駅日本橋口)パソナビル 1 階 2019年11月12日・・以後継続
5 (東京 銀座)時事通信社 13 階ラウンジ 2019年11月26日
6 (東京 豊洲)豊洲センタービルアネックス1階 2019年12月16日
7(東京 築地)朝日新聞本社 社員食堂 2019年12月11日

マルシェの様子は随時こちらでも発信中です!

FC2ブログ:http://nihonmatufarm.blog65.fc2.com/
インスタグラム:https://www.instagram.com/satoyamafarm2/

この記事を読んで少しでも企業内マルシェに興味を持って頂いた企業の方、もしくはタワーマンションなどのオーナー・管理者の方、是非お気軽に下記にお問い合わせください。里山ガーデンファーム代表齊藤をはじめ、スタッフが対応させていただきます。

以下が要項とお問い合わせ先になります。

  • ビルの1階スペースをお貸しください。3m四方以上ありましたら開催可能です。
  • 農産物は、すべて福島里山ガーデンファームがお持ちします。
  • 販売もすべて、福島里山ガーデンファームが行います。開催日はご希望に応じ調整いたします。
  • できれば、社員の皆さまに周知いただけると幸いです。
  • NPO法人がんばろう福島、農業者等の会
    福島県内54の農家で構成 農業生産法人 (株)二本松農園

    〒964-0976 福島県二本松市新生町 490
    担当窓口直通 代表 齊藤登
    携帯090-4315-6547
    E-mail s@farm-n.jp

    Back